ペニー・オークションとは、まったく新しいインターネットオークションシステムのこと。
ドイツの「Swoopo」というサイトが始めたサービスで、出品できるのはサイトオーナーのみ。
参加者は出品することができません。
「ペニー」とは、1セント硬貨のことで、日本では1円に相当します。
つまり、「1円ずつ値段が上昇していくオークション」という意味でもあり、「とても安い価格で落札できるオークション」という意味にもなりそうです。
では、どれだけ安く落札できるかというと、実際の例を見てみると、市価の1%~半額程度といったところでしょうか。
10%から20%程度の値段で落札されていることが多いように見受けます。
例えば、Wiiが1000円程度で落札されていたりするのです。びっくりですよね。
もちろん、送料も決して高くはありません。
一般的な競売サイトで設定されている送料よりも安いくらいです。
「なぜこんなに安くできるの?何か裏があるんじゃないの?」
ここまで読んでこられた方は、心配になるのではないかと思います。
確かに、こんなに安く落札できるのは、理由があります。
でも、決して不法な仕組みがあるわけでもありませんし、落とし穴があるわけでもありません。
これほど安く商品を落札できるのは、次に説明するルールを設けることにより、「商品の代価を入札者が少しずつ負担する」ということが可能になるからです。
それでは、どんなルールなのか、具体的に見てみましょう。
サイトによっていろいろ細かい違いはありますが、おおまかに言うと、3つ。
入札するたびに手数料の支払いが発生する
手数料は50円から75円というのが一般的なようです。
入札金額はだいたい1円ずつ上昇する
これは必ずしも1円というわけではなく、上昇金額は1円から15円ぐらいの幅があります。
入札一回につき、終了時間が延長される
延長時間は15秒から30秒程度が一般的なので、1件の入札により延長される時間はさほど長いとは言えません。
ペニオクの基本ルールはこれだけです。
でも、これだけではなぜ、こんなに安く落札できるかよくわからないかもしれませんね。
しかし、3つのルールのうち「1円ずつ上昇する」という決まりは、「値上げ幅が小さい」ということなので、安い値段で落札できる理由になることはわかるのではないでしょうか。
そして「入札のたびに手数料がかかる」というところに、出品者が損をしない仕組みがあるのではないかということがご理解いただけるでしょう。
では、もっと具体的に説明していきましょう!